「思春期は難しい」は思い込みです。

 

「思春期だから」って、大人が子どもをコントロール出来ないことを「思春期」という言葉で言い訳にしないで欲しいなと思います。

 

そもそも大人の思い通りのになんてならないものを型にはめようとして、はみ出たら思春期のせいにするのはどうなんだろう。

 

私はいつも多感な時期なので(笑)

いつも思春期でいつもめんどくさい奴です。

 

だから、子どもたちが思春期だからとか関係がないのです。

 

頭はついつい原因を探しますよね。失敗した時や、一歩が踏み出せないことを育てられ方のせいにまでしたりして。過去って便利だ。

 

 

先週、祖母の家に3日間ホームステイしていた息子が帰ってきました。

生活が不規則になっていたので、性根を入れ換えて来いという私の指令と、私もそんな息子への親としての態度を改めたかったのです。

本当は1ヶ月くらい居て欲しかったのですが「お母さんと話したいから」という理由でホームステイ卒業。

昨夜は遅くまで息子と語り合いました。

「こんなに遅くなったら明日の朝お弁当を作るのは無理かも」という私に、

「明日は学食でもいいからもっと話そう。いくらでも話せる」ということなので冷えた足を擦りながら遅くまで付き合いました。

 

息子が望む未来と私が望む未来の方向性は同じで、本当に何とかしたいと思っている、その為には資金とチームが必要だと話ながら、胸が熱くなって、二人で少しだけウルウルしてしまいました。

 

息子が私を母に選んで来たことが分かった日でした。

 

前の世代から受け継いだ古い脚本を私が次世代に引き継ぐことを止め、次世代が望むような脚本に書き換えるお手伝いをする。

そのくらいなら私にも出来るかもしれないと。


私のライフワークでもある7つの習慣実践会。
書籍の中にこんな言葉があります。


子供たちに「翼」を与えるというのは、前の世代から引き継いできた悪い脚本、効果的とはかけ離れた生き方を乗り越える自由を与える事だと思う。

「流れを変える人」になることだ。

実りない生き方の脚本を次世代にそのまま渡すのではなく、その脚本を変えるのである。
脚本を書き直し、その過程で人間関係を育てていくのだ。 


「おばあちゃんはおばあちゃんで大事にしたいけど、今までの流れを変えていきたい。今までの連鎖を立ち切りたい。自分の孫の代まで変えられるくらいのことをしたい。」

そんな気持ちを心に秘めた17才。

 

親としては成績が少々気になりますが、
息子はきっと大きな人になるはず。

 

私は大人として想いを形に出来ないことに不甲斐なさを感じる日々を過ごしています。

 

どんな時も出来ることから少しずつなのですが、ドネーションとかボランティアだと何かが違うんですよね~。